代官山ティーンズクリエイティブで1日先生をします

WORKSHOPミート・ザ・クリエイターズ

2023/10/25 wed. 16:00〜19:00

『モールでお花を作ろう!』

大石さちよ / アーティスト・雑貨店オーナー

この不思議で健やかで緩やかな場所は、他になんて説明したらいいのかわからないけれど、日本のど真ん中の、都会のビルの中にあるのに、まるでどこか遠くの草原くらいに清々しくて、澄んだ風が通り抜けているような気がしました。

私がティーンだったころ、私の地元には何もなかった。家に帰りたくない日なんて数えきれないほどあったけど、家以外に行くところなんてなかった。ああ、都会の子にはこんなに素敵な居場所まで用意されているんだ、羨ましい、とこの代官山ディーンズクリエイティブを知って思うのです。

この無料の施設、使う資格がある方はどんどん活用してほしいな、と思っています。毎日いろんなイベントがやっていっているし、そのイベントに興味がなくたって来ていいところです。一人で絵を描いてもいいし、楽器を演奏してもいい。

ぜひ沢山の人に知ってほしいです。

 

私は10月25日水曜の担当ですが、私も参加したい!とわくわくしてしまうプログラムをぜひサイトの方でご覧ください。

代官山ティーンズクリエイティブ

  • 日 時:2023/10/25 wed. 16:00〜19:00
  • 対 象:小学生〜25歳までの学生(渋谷区在住・在学優先)
  • 参加費:無料
  • 持ち物:なし

2023年もよろしくお願いいたします。

2023年の始まりは、学大のLucyさんへの納品から始まりました。世の中猫グッズにあふれ、猫好きさんが幅を利かせていますが、ここは犬派の私も頑張りたいところです。今回のテーマは「ふわもこな犬」だったので、家にいる犬はつるつる短毛ですが、ぞんぶんにふわふわな子たちを作らせていただきました。

正月に楽しもう、と購入しておいたホイップ粘土初体験。これは楽しい!乾燥してからブローチに仕立てました。ホイップ粘土があまりにも楽しいので、まだまだこの犬は作りたいところです。

Lucyさんでの展示は1月27日まで。

2月1日から福岡パルコSideさんでの催しでも、こちらの犬をお送りしております。

Lucy通販ページ

 

2022年ラストの展示はこれ

年末年始は、学芸大学のsunny boy booksさんのグループ展に参加しております。12月24日から1月19日まで。

陶で置物を作りました。土で置物を作るのはあまり得意ではないかも、なんていつも思います。だって、はじめはただの土だから、指先でぐちゃぐちゃ土をこねて、私は一体何を作っているんだろう?と途中でよくわからなくなるのです。でも素焼きをして色を付け、釉薬をかけ焼いて、窯から出て来るとあら不思議、土なのにピカピカつやつや光って、思いがけない色にこんがり焼けているのです。ほんと不思議、土のくせに何でこんな風になるのかしら。

今まではずっと、ポップな色の陶作品にあこがれて、海外の綺麗な色が出る絵具を使っていました。でも何だか最近ちょっと違うかも、と悩んでいたのです。10年以上前はあまり居なかったけど、最近はポップなものを作る人が増えたなーという印象もあります。それに私も年をとっちゃった。そろそろ渋みが欲しくもなってきます。

そこで、渋い釉薬っていうか、もともと陶芸教室では皆が普通に使っているものを、私も恐る恐るかけてみた。

そしたらびっくり、渋くてかっこいい。

私もやっと、渋みがわかる大人になったのかもしれません。

とか言ってこんなもん作っているけどな。


これらは学芸大学のsunny boy booksさんにお届けしました。

きっと他の皆さんの作品も面白いだろうから拝見するのが楽しみです。

タイトル:「なんだか、めでたいオキモノ展」

会期:2022年12月24日(土)ー1月19日(木)
(*12月30日ー1月6日は年末年始のお休み)

内容:なんだかめでたいオキモノが並ぶ展示

SUNNY BOY BOOKS
〒152-0004
東京都目黒区鷹番2-14-15
www.sunnyboybooks.net

手のひらサイズという制限があるので、こんなサイズ感。置物ということだけど、チューリップと宇宙人は微妙な皿になっているので、アクセサリーを置いたりするのにいいかもしれないです。宇宙人はエアープランツなんて入れたら可愛い気がします。

最近は様々な釉薬を試しながら宇宙人にはどれが一番最適なのか?と研究しています。する必要もないのにな。

これは海外のグレイの釉薬を塗り、目にはガラス粒入れました。成功なのか失敗なのかわかりにくいかもしれませんが、私的には成功しているので、娘に「ほら、かわいいでしょ」と見せたら、「まあ可愛いんじゃないの」と真顔で返されました。どうでもいいと思われているようです。

ま、いいや。

来年も変なものたくさん作って、そろそろ展示もしたいな。