2年振りの個展をひらきます

かねてより親交があった香川県高松市でデザイン業をしながらギャラリーもされているMotifさんにて、2年振りに個展をさせていただく事になりました。さすがのプロのお仕事で、可愛らしいDMも製作いただいて、とても嬉しく、私もわくわくしております。

2020年初めからのコロナ禍もあって、多くの方に生活の変化や気付きがあったことと思います。私も大いにありました。

まず、そのちょっと前から始まったcakes(ケークス)さんでの漫画連載もあり、服のコレクションを止めました。両方やるのは無理だったので、私は喜んで新しい挑戦を選びました。私は年を重ねて、自分がもう成長期では無い事に、ひどく退屈さを感じていたのです。

服の仕事はずっと、(いつかやめたい)と思ってはいたものの、服を作りつづける、という事は、私にとっては周りの人々との関わりを続ける、という事です。会社員時代からのお付き合いがある工場さん、資材屋さん、生地屋さんとの約20年に及ぶお付き合いを止める事ことは、とても寂しい事でもあるし、一度止めたら再び元通りに立て直すのは困難だとわかっていました。

お金の事もそうです。服を作らなければお金が入って来なくなる。服は売れればそこそこ儲かるのです。

だから、辞めたいけどやめられない、試しにちょっとやめてみる、という事もしてみてはいたのですが、ずっと思いきれずにいました。それが、漫画連載のおかげで、すっぱりとやめる事ができました。そして、しばらくすると、コロナ禍が始まりました。家に籠って漫画を描く私の生活は、むしろコロナ時代にぴったりと合うものでした。漫画などずっと描いたことはなかったのに、漫画のコマの線を引く私は、紙の上でパターンを引く私よりもしっくりきて、何故今まで描いてこなかったんだろう、と不思議な気持ちにすらなりました。

服を作っていた時よりも、時間の流れが単調になりました。今月も来月もたいして変わりません。来月のその次も、今月と変わらない。こんな単調な生活は久々で、作りたいな、やってみたいな、と思った事をすぐに試すことができる日常を手に入れました。これは、私がずっと欲しかった、あたりまえの日常です。

とはいえ、相変わらず仕事もやるべき事も山積みの毎日ですが、多分今の私は,子供の頃以来の【楽しいからやってみる】というシンプルな気持ちで何でもやれています。

ずっと、誰にも負けたくない、名を売りたい、もっと稼ぎたい、そう思っていたのだと思います。それはそれで良いのです。そういう時期はあってしかるべきです。だけどずっとそれを続けるのは苦しいのです。ようやく私はそんな苦しさを抜ける事ができまして、それはそれは、私にとってはとても目出度い事なのです。

というわけで、私のニューライフのお披露目の場でもあります。楽しんでもらえたら、もうそれでとても嬉しいです。

 

 

 

日 程:2021年9月18日(土)- 10月3日(日)
時 間:11:00-18:00(会期中無休)
場 所:MOTIF
入 場:無料
※都合により、時間変更やお休みになる日がでた場合はSNSにてお知らせ致します。

大石さちよ/ アクセサリー、服、人形を作るブランドで、東京西荻窪にお店を持つcikolata(チコラータ)のデザイナー。2019年からはオンラインメディアcakesにて連載をもつ漫画家としても活動中。
Instagram:@cikolatahumoresque
Instagram:@sachiyoishi2

 

 

 

 

 

陶芸の小品つくりました

四苦八苦して作ったとても小さな陶のパーツで、今回は沢山アクセサリーを作りました。

それが大変良い出来で、ふっくりツヤツヤの熊さんはなんとも可愛い。12月から指先をイライラさせながら作った労苦もなんのその、すっかり嫌なことは忘れて可愛さにうっとりです。

春夏展示会でご覧いただいていたネックレスやピアスも、完璧なかわいさでお届けすることができてやれやれです。

こんなにやれやれするのは、何しろ陶のものは、いつも違ってしまうからです。

同じ土で同じ釉薬をかけたのに、なぜ、何故、なんで違うの?

ということばかり。今回はたまたまなのか、実力なのか知りませんが、上手くいって最高でした。

新たな試みでビーズや天然石と合わせた陶のアクセは学芸大学のlucyさんにて月末まで展開中です。

楽しくてしょうがない!

これからもっと作ります!